こんにちは、平野です。
今回は、運転日誌がテーマです。
多くの企業様では、社有車の保守管理やドライバーの方の運転頻度や走行距離の適正化等を目的に運転日誌を利用されています。
社有車の傷の有無や、ドライバーの健康状態を把握し管理することで、ドライバーの方は、業務運転について、会社がサポートしてくれていることや、健康状態も見守ってくれているとの実感が沸き安全運転への動機づけを図ることができます。
弊社では、研修後に運転日誌を作成して頂く場合があります。
新入社員の方には、自分自身の技量に応じ、研修で理解して頂いた無理のない事故防止を実践して頂くためや、業務での運転に取り組む姿勢を育てて頂くためです。運転経験豊富な方や事故を起こされたドライバーの方には、ご自身の運転傾向を把握し、必要に応じ修正するためです。
どのような場面で、どのように考え、どのような感情の影響を受け、どんな行動を起こしたか、その結果安全を確保できたのかどうかを少しでも振り返ることで自分自身の運転傾向を正しく把握することができます。
また同時に、自己管理の方法も具体的に絞り込むことができます。加えて、この点を上長様に見て頂き、更に効果的な方法として目標設定を行い共有することができます。
運転は、一人で行うものですが、誰もが公私を含め多くのもの(責任、義務、信頼等)を背負って行うものです。この点を運転日誌の作成を通じて自覚することができれば、行動も変わるものだと考えます。
事故防止についてお困りのことがありましたら、何なりとお気軽にご相談下さい。
(平野 勝寛)