危険予測について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、危険予測です。


 多くの企業様では、事故抑止活動の一環として危険予測トレーニングを実施されています。

 

 危険予測トレーニングとは道路状況から起こりうる事故を想定し、最も事故を起こしにくい方法を考えたり、ディスカッションしたりして危険感受性を高めるものです。

 

 その効果的な進め方は、想定する事故に現実味を感じることが大切です。

 

 そのためには、事故に至るまでの経過を具体的に想像し表現することです。

 

 自分の危険(自分の確認、判断ミスとその理由)と他者の危険(事故に至る直前の相手、他者の行動)、事故の形(どのような事故か)等の3つを具体的に表現することでより現実的となります。

 

 そのことで、他のメンバーの方と起こりうる事故を共有しやすくなるとともに、具体的な対策も出しやすくなります。記憶にも残りやすくなるので運転中によく似た場面で思い出せる可能性も高くなります。

 

 危険予測トレーニングに取り組んでおられる皆様、普段の方法について一度振り返って再確認してみてはいかがでしょうか。

 

                                          (平野 勝寛)

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