こんにちは、野村です。
よく企業の研修部の方と話す機会があります。先日こんなことを伺いました。
一昨年に入社時の新入社員に「皆さん、運転に自信はありますか? 自信のない方はいますか?」と尋ねると、2割の人が手を挙げたそうです。
ところが、昨年同じ質問をすると、全体の8割の人が手を挙げたと。「今年度は、いったいどうなるのだろう・・・。」と不安な顔をされていました。
こんな話も聞きました。
運転の実車研修で、新入社員の訓練に同乗することがある。カーブを曲がるたびにフラフラとしたり、赤信号を見落としそうになったりする。思わず後ろから「オイオイ」と声をあげてしまうことがある。
足を突っ張り変な汗をかきながらやっと車を降り、それでも力を振り絞って運転していた新入社員に「どうだった?」と無理に笑って声をかけると、屈託のない笑顔で「大丈夫でした。」と答えられたと。笑えない話ですね。
ある企業の支店長さんは、「新入社員に運転をさせると怖いので自分が運転する。それなのに新入社員は助手席で居眠りをすることがある。どっちが上司かわからないよ。」と少し立腹気味に話されました。
学生時代に運転する機会が極端に減ってきているようです。一方で、企業に対する社会の安全(運転を含め)に対する目が厳しくなり、責任も重くなってきています。
企業様のリスクの軽減と、運転に対する不安の解消のお役に立てればと、弊社は日々活動を行っております。よろしければ実車研修のご利用をご検討ください。
(野村幸一)