こんにちは、平野です。
今回のテーマは、コメンタリードライビングです。
コメンタリードライビングとは、運転中にドライバーが、見たこと、感じたこと、決めたことや、操作することを言葉にしながら車を動かすというものです。
例えば、信号待ちの状態から、前車に続いて発進する際のコメントとしては、”信号が青になりました” ”前の車が発進し車間距離が確保できたので発進します”というようになります。
確認や判断、次に行う操作を声に出すことで、必要な情報を適切なタイミングで収集することができます。これに加え、事故を起こしにくい判断を選択し、実践することも可能となります。
確認や判断などを声に出すことで、操作に至るまでの過程を自分自身でチェックし、必要に応じて修正することもできます。
自分自身の声を聞きながら運転するのは、少し恥ずかしいと思われるかも知れません。しかし、自分自身が宣言したことを実践するということは、事故や危険に追い込まれないことを最優先して運転することを自分自身との約束として守るという面もあります。
コメンタリードライビングを、疲労を感じたとき、急ぎや焦りの感情が強くなりそうなときに行ってみてください。これを実践することで安全度が高まると思います。
(平野 勝寛)