こんにちは、野村です。
ある企業の人事担当者様と話す機会がありました。
社内の安全管理を推進するために、安全運転研修の導入をご検討しているので、話を聞きたいとご連絡頂きました。
訪問して弊社の考えと対策をご説明すると、人事担当者様は、運転に不慣れな新入社員、事故をよく起こす方だけでなく、全ての社員に対して研修をしたいと言われました。また管理している立場の方の研修も必要だと。
ただ、管理職の方々は多忙で時間が取りにくい、また管理職研修の実施は大変なのだと言われました。
例えば社内で多くの研修をしている。すると、管理職から不満がでるそうです。
自分たちはハラスメントや労働条件が厳しい中で文句も言わずやってきたのに、年を重ねると今度は気を使わなくてはいけず、逆にしんどいことを言われる、やらされるとの意見が出ると。(正しい正しくないは置いておいて、本音ですね。)
「まあ、時代が変わったから仕方がない、そう言わずにやってください。」となだめているんです、と人事担当者様は笑っておられました。
セチガライ時代で、せわしく余裕がない世の中かもしれません。新人から管理職まで全ての人がお仕事が大変です。
管理される方のご苦労を理解しつつ、安全運転管理で少しでもお役に立てればと考えています。
(野村幸一)