こんにちは、平野です。
今回のテーマは、分かっているのにできない、しないです。
運転中に他のことを考え集中できない、しない。信号が黄色に変わり、停止できるにも関わらず、法令に従った判断ができない、しないというようなケースです。
上記のような行動を不安全行動とよび、これを繰り返すことで事故を招くことになります。
このような不安全行動は、ドライバー本人の自覚がある場合と、自覚がなく、気付かないままの場合とがあります。
私達の行動は、その時の気分、感情、環境、立場等の影響を受けてしまいます。そのため普段、事故を起こさないための判断や、交通ルールを守って走行しているドライバーでも、分かっている安全運転が出来なかったり、しなかったりするときがあります。
特に面倒だ、やりたくない、他のドライバーもしていない等の感情が強くなると、分かっていることができなくなったり、しなくなったりします。そして自分から事故となる可能性を高くしてしまいます。
事故を未然に防ぐには、人は必ずミスをするものと考え、自分の確認、判断に間違いがないか、本当に操作に移って良いか等を自分自身に問いかけ、修正をかけながら運転することが大切です。
(平野 勝寛)