こんにちは、野村です。
ずいぶん前に聞いた話です。(チョット記憶が定かでない点をお許しください。)
ある大学の先生が、一時停止の標識が設置された交差点でドライバーの行動を観察しました。
観察してみると、多くのドライバーが停止せずに通過をしていました。と、ここまではよくある話です。この観察が面白いのはその続きです。
その交差点は袋小路になっていて、奥は確かスーパーの駐車場でした。
先生は、スーパーの入り口で何気なく質問(アンケート?)をしました。「あの一時停止場所を停止しましたか?」と。すると、ほとんどの人が「ハイ、止まりましたよ。」と答えたそうです。
ワタシはこの話を初めて聞いたとき、ドライバーに自己防衛や合理化の心が働いたのだと考えました。しかし徐々に、本当にドライバーは止まっている「つもり」だったのでは、と思うようになってきました。
自分ではチャンとしている「つもり」でも、他者からみるとチャンとしていない。こんなことって、運転はもちろん日常生活でもよくありますね。(次回に続きます。)
(野村幸一)