こんにちは、野村です。
先日、京都に行ってきました。朝早く起き、名神高速道路を走って。
行先は、京都国立博物館です。開催していた海北友松展を観るためです。
雲龍画に会えるとワクワクして家を出ました。ところが、天気はあいにくの雨模様。小降りだった雨が、高槻を越えたあたりから大雨になってきました。
空は灰色。雲の間から龍が身体をくねらせながら、目を見開き爪を立てて出てきそうだ、なんて呑気なことを思っていると、隣を追い越していく大型トラックの水しぶきで、前が一瞬見えなくなりヒヤッとしました。
雨の高速道路では、暗さや雨粒により視界が悪くなります。外は勿論ですが、フロントガラスが曇ることもあります。自分の存在が他車から見えにくくなります。そのうえ、路面は滑りやすくコントロールが効きにくくなります。止まりにくく、曲がりくくなります。
ですから、普段よりスピードを落とす、車間距離をとることが必要です。また、自分が見えにくいこと、周りから見られにくいことも考えましょう。場合によってはライトを点灯しましょう。
フロントガラスが曇ることもあります。早めにデフロスターも使用しましょう。タオルを用意しておくのもいいですね。
雨の高速道路は危険です。それは、海北友松の描く龍より恐ろしいかもしれません。慎重な運転をお願いします。
(野村幸一)