こんにちは、平野です。
今回のテーマは、経験不足を補う運転方法についてです。
弊社は、この時期(4月~6月)多くの企業様から新入社員様の事故防止研修を実施させて頂いております。
運転経験が不足している方や、運転操作に不慣れな新入社員の方による事故が多発しています。取引先の駐車場や、コインパーキング、道幅の狭い道路の曲り角での物損が起きています。
これらの事故は操作に移る前に、何に注意して、どのように動かせば良いか、車の動きに合せどのような順番と方法で確認すれば良いかをよく考えることで事故発生の可能性を抑えることができます。
また、操作中に少しでも接触の不安や危険を感じた場合は停止し、車から降りて確認することで更に、事故防止を図ることができます。
しかし、経験が不足している方や技量が未熟な方程、運転操作に精一杯となり、上記の事前の準備や、把握を十分に行わないままに操作が先行しがちとなります。結果的に行き当たりばったりの運転となり事故に至るケースが多く見受けられます。
不慣れなことやよく分からないことをするときは、緊張や焦りの感情が強くなります。その分冷静な思考と判断が不足しがちとなります。
車の運転でも同様に、この点をどうするかが大切です。十分に減速し周りを見渡せる余裕や、停止したり、下車したりしてどう動かせば良いかを考える時間を十分に確保することが大切です。
(平野 勝寛)