普段通りに

 こんにちは、高林です。

 

 先日、健康診断に行ってきました。ここ最近、年齢的なこともあり、体調を少し悪くすることがありました。

 

 気になる結果は、まだ2、3週間先になります。その健康診断を受ける前は、どうしても検査を気にして、食事の内容や体を動かすことを考えてしまいます。

 

 普段であれば、もっと食べているところを我慢したり、食事内容にもカロリーや塩分など配慮したりします。

 

 直前に普段していないことをやっても意味ないのにと思いつつやってしまう自分自身がいます。みなさんはどうでしょうか。

 

 まあ、直前に頑張っても身体は正直で、悪い点や普段の状況を如実に結果としてでてくるものですね。

 

 また結果をみて、次からは普段からしっかりしておこうと思うのですが、なかなかそうなりません。みなさんはそうでないと思いますが。

 

 弊社が行なっている研修も一種の診断ですから、健康診断と同じようなものだと思います。普段の運転ぶりをみて、悪い点を抽出することは同じです。

 

 この運転の際も、受講される方の中には、普段通りにすることを意識されていると思いますが、どうしても模範運転をしようとする方がおられます。

 

 普段とは違う運転を行なっていても観察する側としては、容易にわかるものなのです。いつも変わらない運転を実際にしてみることで、その危険性や事故のなりやすさというものははっきりとなります。

 

 見られているという意識を持つことは大切です。ただその気持ちは、研修時や診断時にだけやるのではなく、普段から心がけてほしいものです。

 

(高林一夫)

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