こんにちは、野村です。
少し前、11/3に北斎の展覧会へ行ってきました。文化の日なので芸術に触れようと。
11時に博物館へ到着しました。ところがその大賑わいにビックリ。ひと、ひと、ひと、長蛇の列です。
大声で案内をしている係りの人に尋ねると、入場券の購入に40分以上掛かると言われました。
入り口付近は雑然とした人混み。ワタシはバーゲンもそうですが、イベントの場所取りなどの必死感は嫌いなので、思わず見るのをやめて帰ろうかと迷いました。
でも整理券が出ていたので、仕方がないかと諦め、食事をして待つこととしました。
時間になり会場に入ってすぐ思ったのは、「帰らずによかった後悔するところだった。」です。
浮世絵の大波や赤富士、山下白雨も色が褪めておらず状態が良く鮮やか。肉筆画のお化けも、トラも、龍も虻も生き生きしています。想像していた以上に大満足でした。
感想は?と尋ねられたら、小難しいこと抜きに、「よかった」とザックリした一言で答えたいです。
本物は力や深みがある。われわれも本物になりたいと思いながら、500円の印刷版の大波を買って帰りました。
(野村幸一)