2018年5月2日(水)SDシステム実施自動車教習所において朝日ウッドテック株式会社様の新入社員様対象の運転研修を実施しました。
今回の研修に先立ち、事前に走行距離や免許取得日、苦手な運転場面等をアンケートいたしました。
それによると、免許を取得してから5万キロ以上走行されている方もおられる一方、免許取得後一度も運転したことがない方もおられ、さまざまな受講者がいらっしゃることが分かりました。
事故防止のポイントを座学でレクチャー
研修内容は
・安全レクチャー
・適性診断(ペーパーテスト)
・技能判定
・ドライビングトレーニング
と実技だけでなく、レクチャーや適性診断で意識面にもアプローチする座学も実施し、新入社員に多い事故事例を解説し、どのような運転方法、心構えで事故から離れた運転をすることができるのかを訴えました。
一般的に新入社員に多い事故としては
・駐車場を含めた狭い場所での駐車車両や施設との接触
・追突事故
があげられます。
多く見受けられる事故反省文からは
「気付かなかった」
「見えなかった」
などの記載が目立ちます。このことから認知の重要性について繰り返し訴えるととともに、運転経験が少なくても積極的に事故を回避する方法についてもレクチャーいたしました。
具体的には、駐車場や狭い場所においては、車幅感覚やハンドル操作などの技量向上を図ることは重要ですが、それに加えて、
・車を動かす前に障害物を積極的に探す
・障害物に近づく前に状況を把握する
・進行方向にある障害物から目を離さない
といったことを事例を用いて解説しました。
また、一般道では抜け道に入らないことや、駐車場では左右に車両のない駐車スペースを選ぶことなども併せて紹介しました。
基本行動の習得を重視した実車研修
実車研修については一般道路や駐車場を利用し、基本行動の習得に重きを置き、とくに確認のタイミングや方法については繰り返し訓練を行いました。
こちらのアドバイスについては熱心に耳を傾けていただき、事故防止への関心の高さが見受けられたと感じます。研修終了後にご自身で設定された努力目標でも、積極的に事故を回避しようとする項目を記載される方が多くおられました。
今後、全国の支店や営業所において業務に就かれますが、事故なく業務を遂行されることを願っております。
【朝日ウッドテック株式会社様 安全運転研修データ】
<日時>
2018年5月2日(水)
10:20~16:10
<場所>
大阪地区 SDシステム実施自動車教習所
<対象者>
新入社員(13名)