こんにちは、野村です。 前回の続きです。
試乗に行くのは、セールスの方とクルマ談義をするのが楽しいという理由もあります。
また、話の内容、立ち振る舞い、セールストークは、ワタシのビジネスの参考にもなります。
先日、ある外国メーカー車に試乗に行ったときのことです。いつものように購買層を尋ねました。どんな人が興味を示すか、どんな点に惹かれるのかなど。
弾んだ会話の中で誠実そうなセールスの方がこう言いました。「一番難しいのは、外国車は壊れるという思い込みがある方。いくら順序だてて丁寧に説明してもどうにもならない、考えを変えてくれない。」と。
例えば先日も、「外車は壊れやすいと聞く。ネットでこの車種のミッションが壊れたと書いてあった。」と試乗に来られた方から言われたそうです。
セールスの方はこう続けました。「私はこの会社に入って10年になるが、ミッションも含め、大きな故障に出会ったことはない。思い込みの強い人は、ネットに書かれた一つのことを全てだと思ってしまう。」と。
面白い話だなと思いました。「思い込み」の色々な要素が含まれていて興味深かったです。
運転は日常生活の一部で、思考活動が反映されるわけですから、普段から思い込みの強い方は、運転でも思い込みをするのではないかと考えます。
それで、「思い込みのチェック」を作成し、今月(7月)の教育資料ダウンロードにあげてみました。宜しければチェックをして、楽しみながら自己を振り返るきっかけにご利用ください。
(野村幸一)