空間の使い方

 こんにちは、野村です。

 

 暑い季節、満員電車がよけいに辛くなります。

 

 ムシムシした車内で窓が曇り、汗が額を流れます。駅について、ドアから吐き出されるとホッとします。

 

 そんな混んだ車内。奥の方で壁や窓に背をつけ、こちらに身体を向けてスマホを触っている人がいます。

 

 ワタシはこの人たちを、スマホデカとひそかに呼んでいます。張り込みがばれないようにスマホをいじっているように見えるからです。

 

 首を下げ、背を丸めて、曲げた手に握りしめたスマホをいっしんに触っています。重大事が起きているのだろうか、と思ってしまいます。

 

 ただこれをやられると、身体を詰めることができないので困ります。

 

 デカは、自分のスマホを見るスペースをしっかりとっているし、こちらはあまり詰めると壁ドンみたいで気持ち悪いし。ですので、デカがいる場所をできるだけ避けるようにしています。

 

 逆に、乗ろうとする際ドア付近で立ち止まり、奥に進んでくれない人もいます。乗りにくくてチョット困ってしまいます。この人たちは、ドア横キープマンもしくはドアの番人と呼ばれているそうです。

 

 こんな人たちは他人への気遣いができないので、仕事ができないと緩いTV番組で言っていました。

 

 その真偽はともかく、公共の場ではお互いが気持ちよくすごせるような空間の使い方をしたいものです。運転の場でも、車間距離を相手(前車)の立場から考えることが大切だと思います。

 

                                           (野村幸一)

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