違う目で自分の運転を見直すこと

 こんにちは、高林です。

 

 最近、運転研修を受ける際、ドライブレコーダーなどの運転データをもとにした内容の要望があります。

 

 データの内容が危険だから研修を受けさせたいとか、事故を起こした際の映像を使って実施してほしいなどです。

 

 特に、事故を起こされた方向けの事故再発防止研修では、映像を見て、運転上の問題を話し合ったりします。

 

 事故を起こされた時の状況を聞き取りしていくと、気をつけていたとか、標識や表示は守っていたとか言われます。

 

 ただ、映像を見ていくと事故に至るまで、かなり危険な運転をしている場合が多くあります。

 

 制限速度を著しく超えたり、一時停止の標識のある場所でも不十分な止まり方をしたりしています。また、狭い場所での行き違いで、他車が接近しているのに、直前での原則になっていました。見ていて危険とわかる運転でした。

 

 運転者本人は、ハンドルを握っている間は危険と感じなかったようですが、映像で落ち着いてみると危険と理解されることが多くあります。

 

 当たり前ですが、運転は単独で行う行動です。自分自身で、しっかり安全運転しようという気持ちで行動してもらわないと意味がありません。

 

 そのためには、運転者本人への納得を高められるかにかかっているかと思います。話し合うのは、その一つの方法です。

 

 このような映像もあれば、一つの材料として使うことも必要です。まずは違う目で自分自身を見て考えてもうことが第一歩と考えます。

 

(高林一夫)

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