「ながらスマホ」は絶対にやめましょう

 こんにちは、野村です。

 

 スマホを手に自転車事故を起こした裁判で有罪判決が下りました。

 

 新聞報道によりますと、事故を起こした元大学生の女性に、横浜地裁が、禁錮2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。

 

 判決によると、被告は昨年12月7日午後3時ごろ、自転車を脇見運転し、歩行中の女性と衝突し、脳挫傷などで死亡させました。

 

 被告は、事故直前に少なくとも33秒間、左耳にイヤホンをつけて音楽を聴きながら飲み物を持った右手で右ハンドルを握り、左手でスマホを操作しながら走行し、メッセージの送受信を終えてスマホをズボンのポケットにしまう動作に気をとられて事故を起こしています。

 

 弁護側は「悪質性の低い脇見運転」だと主張したが、判決は「前方を注視しないばかりか、危険を察知したとしても直ちにブレーキをかけられなかった状態だった」と述べ、「『脇見運転』を矮小化する弁護側の主張は論外」と退けました。

 

 被害女性のご家族は「自転車の『ながらスマホ運転』の厳罰化を望みます」「スマホを持っている人の意識が変わってくれたら、母の死も無駄にならない」と語っています。

 

 裁判官の脇見運転に対する厳しい態度、被害者の方の悲しみを心にとめ、自転車、自動車を運転する際のながらスマホは絶対にやめましょう。

 

                                           (野村幸一)

>> スタッフブログ一覧へ