SSD研究所は、公益財団法人大阪タクシーセンター様からご依頼を頂き、さる7月6日に大阪府社会福祉会館で開催された「第8回運行管理者講習会」において、「日々の安全指導のために」を演題に講演を行いました。
講習会には、運行管理者等の方々で約140名の参加がありました。講義は、警察の安全指導教育管理官、近畿運輸局自動車監査指導部首席監察官による講義がありました。弊社の寺田喜嗣は「日々の安全指導のために」(副題「効果のあった指導事例」をテーマに講演を行いました。
※公益財団法人大阪タクシーセンター様とは
具体的な業務は以下の通りです。
- 運転者の登録
- 適性化事業の実施と推進
- 苦情申告の受付・処理
- 優良運転者の表彰
- 共同休憩所の運営
- 輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験の実施
―大阪タクシーセンター様のWEBサイトより抜粋
管理職としての役割を再確認し、実践を訴える
講演は、社内で安全指導等を担当される方を対象に、車を使用する企業に大きな責任があり、事故防止を図ることの大切さを訴えました。また、管理者の役割の再確認と、企業様で効果のあった取組みの実例を紹介しました。
最初に、管理者の具体的な役割が、社内での安全風土の形成の要であることを説明しました。その上で、効果的な事故防止として、企業で行われている安全対策を紹介しました。
特に、安全対策については、普段、管理者の方が行っている内容をお伺いし、整理整頓して解説をしました。
約60分の講演でしたが、意見を仰って頂いたり、メモを取られたりして積極的に傾聴して頂きました。今回の講演が、業務中におけるタクシードライバーの事故防止のためにご活用頂ければ幸いです。
【公益財団法人 大阪タクシーセンター様「運行管理者講習会」データ】
<日時>
2018年7月6日(金)
15:00~16:00(研修の全体時間は13:30~16:00)
<場所>
大阪府社会福祉会館 5階501ホール
<対象者>
特定指定地域内に営業所を有するタクシー事業者の運行管理者等