家族という病

 こんにちは、野村です。

 

 学生時代からの友人に、面白いからと「家族という病」という本を進められたのは数年前のことです。

 

 友人はそのころ家庭のことで悩みを抱えていました。そんなときタイトルが気になり買って読んだこの本に気を楽にしてもらったそうです。

 

 家族といえば、ワタシが生まれたときの家族は両親だけでした。弟が生まれ家族が増えました。

 

 そのうち弟が家を出て一人減り、次にワタシの結婚と子どもの誕生で6人となりました。そして賑やかだった家族は、時間が経つにつれてまた減りました。

 

 本に書かれているように家族とは面倒なものである一方、家族が減るのはさみしいものです。それが巣立ちや年齢による死別であっても。

 

 まして、別れが突然の病気や事故なら、その悲しみはとても大きいです。変わらない続くと思っていた日常がいきなり奪われます。交通事故により残された家族の辛さははかりしません。

 

 我々は軽い気持ちで運転をしてしまいがちです。しかし、それは他人の家族、他人を命を簡単に奪ってしまう危険物を動かしているということです。このことを忘れずに運転をしたいと思います。

 

                                           (野村幸一)

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