こんにちは、高林です。
SSD研究所では、毎日多くのドライバーの運転研修を実施ています。その中で、ドライビングチェックを行っています。
いろんな指摘項目があり、ドライバーそれぞれ特徴があります。比較的によく出てくる項目のひとつが、速度超過です。
横にインストラクターが乗車している研修中であっても速度を出しているのです。
この点からは、普段の運転で速度を上げてしまっていることが常態化していると考えられます。
車は速度を出せるから魅力的なものという一面もあります。それがドライバーに悪い影響を及ぼし、結果的に違反や事故に至る場合があります。
先日の新聞などに載っていましたが、スポーツカーが高速道路で280km/hを出し、その動画をネットに掲載したドライバーが書類送検をされました。
一般の車も走る高速道路で、新幹線並みの速度で走行していました。ちなみ動画での道路の制限速度は60km/hの場所です。考えただけで恐ろしいものです。
ちなみドライバーは、過去に同じようなことをしていたようです。高速で走っている様子を多くの人に見てもらいたかったとのことです。
幸いにして事故は起きてなくて良かったのですが、もしもの状況を考えたらと思います。速度を出すことは、多くの危険を含んでいるという自覚をしっかりと持たなくてはいけません。
安全に運転するための一つしては、速度を守って行動することです。普段から速度を大きく出していないかをチェックしてはいかかでしょうか。
(高林一夫)