こんにちは、平野です。
今回のテーマは普段の心がけです。
私事で恐縮ですが、約5年前に体調を崩したことがきっかけで、自宅の近くにあるクリニックに今も定期的にお世話になっています。
先日の診察は、いつもより多く患者さんがおられました。お年寄りが待合室の椅子に座れず順番待ちをするほどです。
普段の診察のときと比べ受付の方や看護婦さん達は、気ぜわしく動いたり、大きな声で連絡を取り合って、対応や行動を急いでいるように見えました。
いつものように気持ちを落ち着けて雑誌を眺めながら静かに待つという雰囲気ではありません。
職業柄こんな時に情報の見落としや、判断ミス等が起きやすく、思わぬ事故や手戻りが起きやすくなることを知っております。どうしても看護婦さん達の会話や行動が気になります。
看護婦のみなさんは、注意事項を確認する際は声に出しておられました。連絡事項についても指示を受けた内容や、引き継ぐべき変更点や注意点等を連絡を受けた方が、連絡を伝えた方に声に出しお互いにその内容を確認していました。その手際の良さに普段から、呼称確認を実践されているんだろうと思いました。
診察まで少々時間はがかかりましたが何事もなく無事終わりました。普段から呼称確認をすることで、いざというときにも事故を回避できることを改めて実感しました。運転でもいざという時に備えて、業務内容や形態に合わせた方法を日々実践する心がけが大切と考えます。
(平野 勝寛)