こんにちは、平野です。
今回のテーマは、運転のTPOです。
TPOとは、時と場所、場合に合わせた服装や言動を行うという意味です。仕事のTPO、公共の場のTPO、冠婚葬祭のTPO等があります。
自分自身の好みや勝手都合を抑え、それぞれのTPOを踏まえた服装や言動を行うことで周囲の空気を壊さず、信頼を獲得し問題なく過ごすことができます。
運転でも同様に、運転のTPOがあります。場の空気を読み、適切な対応が求められます。
この場所・場合では、どんな事故や危険が起こりうるか、それを未然に防止するにはどのタイミングでどんな情報をどのように収集する必要があるか、十分に情報が収集できない場合はどのような速度、走行位置等にするかの構えが必要かをよく考え、把握して運転するということです。
企業研修では、上記に重きを置かず、操作の円滑性や短時間の車庫入れ等の技術に固執される方が多いような印象があります。
円滑な操作や卓越した操作技術も必要で大切ですが、運転本来の目的は、人の命を預かり、守ることにあります。そのためには、運転のTPOをよく考えるこであると考えます。
(平野 勝寛)