こんにちは、野村です。
営業に出ていて、同じ日に同じような話を別企業のご担当者から伺いました。
話はともに最近の若い社員の方について。
お1人目の話はこうです。
「最近の若い人は自分の意見をハッキリと言う。休日や給与など待遇面でも物おじせず。それはそれで良いのだけれど、やるべきことをおざなりにすることが目立つ。」
もう一人の方はこう言われました。
「若い社員を見ていると、自分のやったことやメリットをアピールする。一方失敗したことやデメリットを小さく言ったり報告を省いたりする。また、他人の仕事を積極的に手伝わないこともある。」
ワタシがそれを受けて、「ある会社さんでは野球で例えて、自分がサードを守っていて、三遊間(サードとショートの間)に球が来たら積極的にとりにいけといっていますよ。」と言うと、「自分の前に来たボールも取りにいかない人もいるよ。」と一蹴されました。
お二人とも、若い方をまるで宇宙人のように感じているようです。権利や自由を最大限求め、義務や責任を最小化しているということでしょうか。
そんな風に思ったり言ったりするのは、平成どころか昭和で古臭いことかもしれないけれど分かる気がします。
でも(もしくは、だからこそ)期待をこめて、仕事も運転も最大化と最小化が反転しないことの大切さを伝えていきたいと思っています。
(野村幸一)