こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”慣れ”についてです。
日々繰り返される業務や作業、また運転等、同じ行動や経験を長期間に渡り繰り返すことで私達はその方法、行動に慣れます。
慣れることで短時間で、正確に行動することができるようになります。
慣れは、昨日より今日、今日より明日を少しずつ良くしようとする学習能力です。
交通安全という視点からみた慣れは、操作やコントロールは迅速かつ正確にできるようになります。
しかし無意識に確認が甘くなったり、”大丈夫だろう”という自分都合の勝手な甘い判断に陥ったりする可能性があります。
運転操作に慣れることで大丈夫だろうと油断し、確認ミスや、漫然運転または、ながら運転に陥ることの無いよう注意する必要があります。
慣れにより事故を起こす可能性があるということを自覚し、大丈夫だろうと思ったときこそ、何故大丈夫と判断したのか、思い込みに陥らず本当に安全を確かめたのか等、自分自身に問いかけ再チェックすることが大切です。
慣れの落とし穴から逃れることは出来ません。運転では慣れが裏目に出ないよう注意することが大切です。
(平野 勝寛)