こんにちは、高林です。
企業ドライバーが起こした事故を会社ごとに事故分析をしていくと「ながら運転」をしていたことで事故に至っているケースがあります。
たとえば、「運転中に携帯を見ていて」とか「停止する直前で書類を見て」、あるいは、「運転の最中に、ナビを見すぎた」などがあります。
特に、運転中に携帯電話、スマホを見ていて、状況の把握が遅れたり、見落としたりして事故に至っています。
車の運転中だけに限らず、歩行中であったり、自転車に乗っていたりしている時に事故を起こしています。
そのように事故が多く発生していることは、実感するところではありましたが、警察庁が施行令の改正を発表していました。
いわゆる厳罰化です。反則金を現在の3倍に引き上げるとのことです。違反点数も3倍になるようです。
今年の12月1日の施行を目指すということです。厳罰化をすることで、「ながら運転」の防止になればと思います。
街中を歩いていて信号待ちをしていると、目の前を通る車のドライバーがスマホ片手に「ながら運転」している様子をよく見ます。
何気行なっている行動が、事故に至る危険な行動であることを十分に認識して欲しいものです。
(高林一夫)