こんにちは、野村です。
ながらスマホの厳罰化が進んでいます。国の施策はもちろんですが、各企業でもながらスマホ禁止の取り組みは以前から行われています。
しかし現実には運転中のスマホ使用は減少していない気がします。
時折、歩道橋や道路脇から観察しているとスマホを手にしたり見ているドライバーをよく見ます。それは、走行中であったり、信号からの発進しながらであったりします。
ある企業様では、絶対にながらスマホを許さないという強い態度で取り組まれるようになりました。
以前はこの企業のドライバーの方に伺うと、分かっているがやむを得ないという声をよく聞きました。顧客からの連絡、会社からの連絡への対応が遅れると仕事にならない、注意を受ける、仕方がないと。
しかし、取り組みを始めて半年。ながらスマホが少しづつ減少してきました。
あるドライバーが言うには、上司も営業所内も、ながらスマホはいけないことであると意識が変化してきたそうです。以前は仕事にならないと思っていたがそんなことはなかった、と口にされました。
組織の安全に対する真剣さを届ける、それによりひとり一人の思い込みを捨てていただく。安全活動の取り組が実を結ぶための要だと思います。
(野村幸一)