泥縄方式では効果薄

 こんにちは、高林です。

 

 先日、弊社で健康診断がありました。どちらの企業でもされていることと思います。身長や体重の計量から血圧、心電図や内診もあります。

 

 身体の問題点を見つけてもらう良い機会です。私自身としては、普段から健康に気を付けているつもりです。

 

 しかしながら、健康診断の日が近づいてくると、身体の状態に気になるもので、最も分かりやすい体重で目標を持って減らそうとします。

 

 そのため、いつもより多くの運動をしたり、食事の量を減らしたりします。また、食事の内容も脂肪分を減らす(体重に影響するかはわかりません)こともあります。

 

 皆さんは、どうでしょうか?そんなことはばかばかしいと、全く気にならない方が多いでしょうか?私自身は、駄目ですね、つい気になってやってしまいます。

 

 当たり前ですが、直前で頑張ったところで、健康診断の大きな影響はありません。体重が減っても体重計の誤差の範囲ぐらいしか変わりません。

 

 これは”泥縄方式”といって、目先のことだけに注力してしまうことですね。少し頑張って、わずかな成果をみて喜んでいるだけかもしれません。しかも、頑張ったつもりになります。

 

 十分な効果を上げるには、目標を掲げて、日数をかけ、何をしていくかとう計画性が必要ですし、繰り返し行っていくことが効果を上げる最短の方法だと思います。

 

 分かっていても、ついやってしまう自分自身を反省し、長期的に普段から気を付けておくことだとあらためて感じています。このことは、何も健康だけではありません。

 

 普段の生活でも、スポーツでも、仕事でもいえます。安全活動も同じです。”泥縄方式”にならないように、コツコツ活動をすることで、効果を上げていきたいと思います。

 


(高林一夫)

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