こんにちは、平野です。
今回のテーマは”表現について”です。
私が所属しているブラスバンドは毎年、民間の社会福祉法人の団体が主催するイベントに参加させて頂いております。
イベントの目的は、地域住民の方との交流やつながりを持つということです。内容は野外ステージでの演奏、輪投げ、的あてゲーム、屋内でのバザー等のアトラクションが行われます。
今年は晴天に恵まれ、野外ステージで演奏をさせて頂きました。私達が演奏をさせて頂く前に、小学2、3年生による合唱がありました。
彼等は、音楽の知識、表現方法や技術、人前での演奏経験等は、決して豊富とはいえません。しかし、彼等の美しくて伸びやかな歌声は、私だけでなくその場に居合わせた人々を惹きつけ感動させました。
何かを表現する上での技術や理論は必要で大切です。しかしそれは手段であり、それ以上に大切なのは伝えようとする側の態度や普段の生活かも知れないと子供達に教わりました。
研修も言葉の使い方や説明の順番や方法は大切ですが、受講者の方のどの部分にどんな表現により訴えるかをよく考えることが大切だということを再認識しました。
(平野 勝寛)