2019年11月22日(金)に株式会社エネゲート 計器サービス事業部様において、管理者の役割の重要性をテーマに安全レクチャーを実施させていただきました。
管理者の皆様が部下の方に事故を起こさせないために、どのような考え・態度・方法で指導を行えばよいかを狙いとして、以下の目的で実施しました。
<目的>
- 事故の重大性と事故予防のための管理者の役割の重要性を再確認していただく
- 人と車それぞれが持つ危険性を理解していただく
- 上記2点と具体的な指導方法を理解していただくことで、安全活動への意識の向上を図る
<進め方>
セルフチェック方式のペーパーテストや映像を活用し、事故の重大性、管理者の役割の重要性、人や車の危険をより身近に感じていただけるように展開しました。
具体的な指導方法については、弊社の実績や他企業様の指導方法等、多くの成功例とその取りまとめをご紹介しました。
ご受講いただいた皆様からは、管理者の役割の重要性を改めて実感したとのご感想を多くいただきました。
※JAF様の映像資料を許可の上使用
講習内容
1・事故による影響
事故による影響は多岐に渡り発生することを、映像によって感じていただきました。また、その責任は企業にも及ぶ事も再確認していただきました。
2・交通事故と企業責任
企業としての社員の事故に対する責任の重さを解説しました。具体的には、事故は些細なことから取り返しのつかない事態を招き、企業の存続を脅かす可能性があることを事例により解説しました。
3・管理者の責任の重要性と対策
安全指導を行えるのは管理者しかおらず、その責任は重大であること、また、活動は小さなことから始めるだけでよいことを解説しました。
さらに、事故の多い職場の特徴とその効果的な対策や指導方法について、イラスト、映像、事例により多くの取り組みやすい方法をご紹介しました。
4・事故原因と人・車の危険
事故原因の多くは、危険物の発見遅れや見落としといった認知ミスにより起きていることと、認知ミスに至る背景を解説しました。その上で、危険を探そうとする態度の重要性と正しい認知方法を解説しました。
また、人の危険や車の危険、安全な後退方法について再確認していただきました。
5・質疑応答
質疑応答を行うことで指導に対する不安・疑問を解消し、より理解を深めていただきました。 具体的には、以下の点についての質問がありました。
- 後退時の正しい運転姿勢
- 後退時のハンドル操作
- 後退時の目視とミラーの併用による確認の重要性
- 後退時のバックモニターの留意点
最後に、管理者は事故削減の要であることを訴え、積極的な活動への取組みをお願いして終了しました。
受講された皆様は非常に熱心な態度でご質問も多くされ、安全管理に対する熱意をひしひしと感じるレクチャーとなりました。今回のレクチャーがさらなる安全風土の熟成に役立つものになれば幸いです。
管理者の皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
【株式会社エネゲート様 安全レクチャー データ】
実施日時 2019年11月22日(金) 13:30~16:00
実施場所 本社様施設
受講人数 30名様
受講対象 拠点の管理者様
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