こんにちは、野村です。
人事担当者の方に採用したい人を尋ねると、「考え抜く方」と言われることが多いです。
自分で考えようとせず、「教えてもらってないから」などと簡単に言う方は避けたいとのことです。
では考えようとしないとはどんな人でしょう。それは物事の本質を見ず、本質的な解決のアプローチをしない方だと思います。
知っている簡単な方法で、その場を済まそう通り過ぎようとする態度の方です。そんな手っ取り早い方法をしているとすぐに行き詰ってしまいます。
入社するとすぐ、「仕事とは」「企業とは」「営業とは」といった基本的で本質的な話を聞くことがあると思います。
そのときこんな話は意味がないと思っているなら、それは「考える力」がないといえます。「考えているつもり君」の証。薄っぺらいハウツー野郎になっていると思って間違いはありません。
大事なことは歯ごたえがあり、身に付けるのに時間がかかります。地道な努力を惜しみバカにしていると成長出来るはずはありません。
運転研修でも基本をバカにせず取り組んでいただきたいと思います。我々も、そのような指導を心がけてまいります。
(野村幸一)