こんにちは、野村です。
クリスマスがやってきました。街はイルミネーションに飾られて光に溢れています。
帰りに歩く御堂筋はとても綺麗で華やかです。
ワタシはキリスト教徒ではありません。仏教的な環境で育ちました。
でもクリスマスにはケーキを食べチキンをほおばります。多くの方もそうだと思いますが。
TVで教育関係の大学教授のコメンテーターが言いました。「人を育てるのは難しい。あのイエスでさえも導いた弟子は10数人である。」と。
確かに教育、研修、啓蒙で人に影響を与えるのは簡単でないことを日々感じています。(でも苦労していない方や難しさが分かっていない方ほど、「育てる」などと簡単に口にしますが。)
コメンテーターの意見の是非は兎も角、少し納得しながら仏陀は何人を育てたのかなと想像していました。
さて有名な「生きがいについて」を執筆された神谷美恵子さん。
その日記に、「30歳台という人生の絶頂期で亡くなったイエス。たいして老いを経験し人生の栄華も空しさも経験し老境にまで達した仏陀の考えに私は惹かれる。」と書かれました。
(若松英輔著 「生きていくうえで、かけがえのないこと」より引用・一部修正)
もちろんこれは正しい・正しくないといった客観的世界ではなく、好む・好まない、あるいは共感する・しないという主観的世界もしくは個人の意見です。
人それぞれに信仰する宗教は違います。ただ違いはあっても、交通社会を含め多くの方が日々を安全に暮らせることができれば、そんなことを思いながら歩いていました。
堅い話はさておき、メリークリスマス!。そして今年ももう終わりです。とジョン・レノンの歌が聞こえてきました。
(野村幸一)