こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”落語”です。
先日、生まれて初めて寄席に行ってきました。関西で活躍されているプロの方数名と三味線の弾き語りが内容でした。
落語家の方が高座に上がる前の寄席囃子は、軽快な太鼓のリズムと力強い笛の音が印象的でした。寄席囃子がなり出すだけでワクワクして楽しい気分になります。
高座の座布団に座りお辞儀が終わり顔を上げるあたりから、余計なことや気になることを忘れて楽しい気分に切り替わっていました。
どの方も最初から演目に入らず、ダジャレや日常の出来事をおかしく話し、客の特徴や笑いのツボを探しているようでした。
演目に入ると、活舌の良い、聞きやすいテンポで内容が進んでいきます。扇子を色々な物に見立てたり、拍子木を強く打ち鳴らしたりすることで、メリハリをつけ話の内容にドンドン引き込まれていきました。
言葉と身体の動き、少しの小道具、間の調整等で人を引き付け、場や空気を想像させ楽しませる技術の素晴らしさを実感しました
人に伝えたいことを確実に伝える技術を学ぶ必要を再認識しました。今後はこのことを忘れず、多くの企業様の事故抑止に貢献させて頂くため努力致します。
(平野 勝寛)