こんにちは、平野です。
今回のテーマは”法事”です。
先日、親族の法事を開催させて頂きました。
親族の平均年齢も高齢となり、法事に参列すること自体が体力的に困難となりつつあります。
年間を通じての大きな行事と考え、場合によっては生涯最後のイベント(法事)として命がけで起こし頂いた方もいます。
そこで、17回忌と23回忌の2人分を一緒に行うことになりました。
約1時間ほどのお経の後にご住職からご説明を頂きました。今回の法事は、故人を大切に思い冥福を祈ることではなく、法事に参列した者が今後も幸福に過ごし、最後には極楽浄土に入れるようにお祈りをするためにあるとのことです。
他人のためにやっていることでも実は、自分自身のためにやっていることの1つが法事であり、そのことに気付くと感謝の気持ちを感じることができるとご説明を締めくくられました。
自分自身の薄っぺらな知識や、視野の狭い自己満足にどっぷりとつかっていたことに気付きました。
誰もが経験する些細な出来事や行事でも深い意味があることを知りました。その深みを知る人、理解して行動できる人の説得力にも驚きました。
弊社の研修でも、本質を忘れず、深く掘り下げた内容をご提供することの大切さを実感しました。少しづつ、改善に努力しより良い研修の開発を致します。
(平野 勝寛)