こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”駐車場での注意点”です。
多くの企業様では、駐車場事故での事故が多発しています。
運転経験や技量が不足している新入社員や入社歴が2~3年目の方だけでなく、経験豊富なベテラン社員の方も起こされています。
起こされた事故の大半は、障害物や突起物等の見落としや発見遅れ等の確認ミスによるものです。乗車する前、動く前、接近する前に見つけておけば防止できた事故です。
何か見落としているかも知れないと気にして、ゆっくり動きながら周囲を見ることで高さが低くて見つけにくい障害物に気付き、事前に事故を防止できる可能性が高くなります。
企業研修で受講者の方の車庫入れの方法を観察させて頂くと、早く入庫を完了させたいと考え、速度が速くなり確認が追いつかなくなったり、切り返しを行わず強引に入庫する方が多くおられます。
事故なく入出庫できる技術をお持ちの方でも、気になることを抱えたり、感情や体調に変化があるといつもの勘が働かず、思いもかけないミスから事故となることもあります。
普段通りのつもりが基本的な確認の省略や中断をしてしまう場合もあります。到着したという油断や、付近に歩行者や接近車両がないことから運転への集中が低下しているのかも知れません。
駐車場事故を防止しようという気持ちに切り替えれば、それだけで運転行動は大幅に安全に変わります。
普段の皆さまの駐車場での運転方法について振り返ってみたり、他人の方法を観察したりすることをお勧め致します。
(平野 勝寛)