こんにちは、高林です。
かなり昔の学生の頃、試験勉強をして当日に臨み、ある問題で内容はわかっているのに、肝心な答えが思い出せないことがよくありました。
最近は、人との会話の中で、ある人の名前を思い出すことができなかったり、行ったことがある場所の地名を思い出すことができなかったりすることがあります。
特に、気のせいかもしれませんが、私のように年齢が高くなると、思い出せない傾向が強くなっていると思います。
ですが、ちょっとしたきっかけがあれば、はっきりと思い返せることができ、忘れていた名前を普通に言え、周辺のことまで思い出せるようになります。
専門家ではありませんので、詳しいことはわかりませんが、人には、「覚える力」、「思い出す力」があるとのことです。不思議なものですね。
話を変えて、交通安全、例えば法令についても免許取得後は、多くのドライバーが忘れことがありますが、全く忘れているわけでもないと思います。
ちょっとしたヒントや知っていることを少し伝えるだけで、交通ルールの多くのことを思い出す方が多くおられます。
安全教育においてはそれを踏まえて指導することが大切だと思います。思い出してもらうことルールだけでなく、運転の操作方法や判断もあります。
ドライバーには多くの記憶があると思います。それらの記憶をちょっとしたきっかけで思い出してもらい正しい行動へとつながっていってほしいです。
(高林一夫)