01日 7月 2020

自動運転車に安全基準

　こんにちは、野村です。
　
　国土交通省が自動運転車に対する具体的な安全基準を公表したと新聞報道がありました。

 

　政府は、一定の条件を満たせば自動運転車が公道を走れるようにする方針で、4月からメーカーの申請を受け付けています。

 

　新たな安全基準では、「高速道路のみ」「晴れのみ」といった具体的な走行条件の設定を求めています。

 

　居眠り監視装置や自動運転のオン・オフの時刻を記録する装置の搭載、不正アクセス防止のためのセキュリティー対策も義務付けています。

 

　実車実験やシミュレーションでこの条件での安全性などが確認できた場合に公道での運転を認めます。

 

　また、認められた条件のもとでしか自動運転が作動しないことや、条件が外れる前に操作を人に引き継ぐ警報を鳴らし、引き継がれない場合は車が止まることも求めています。

 

　自動運転はドンドン進んでいます。機械の進歩は多少の足踏みはあっても直線的に上がっていきます。

 

　でも人の意識や行動の変化は緩やかで螺旋状に進みます。機械と人が上手くマッチングできて、楽しく安全なクルマ社会が形成できればいいですね。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（野村幸一）

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