こんにちは、野村です。
ドライブレコーダーを安全指導に活かすための映像分析のお手伝いをさせていただいています。
毎日、画像で色々なヒヤリハットの場面を目にします。事故寸前の急ブレーキや急停止がその大半ですが、中には事故の場面もあります。
接触場所は一時停止場所や合流場所が多いのですが、高速道路の出口での開閉バーとぶつかっているケースがあります。
ドライバーが減速しながら出口に近づき通過しようとしてもバーが上がらず、もしくは上がりきらず、ボンネットにぶつけるのです。
これはスマートインターチェンジ(スマートIC)で起こりがちですなケースです。
スマートICは、高速道路の本線やサービスエリアなどから乗り降りできるようなったインターチェンジです。これはETC車載器を搭載した車両しか出入りできません。
係りの方がおらず手前に通信開始装置が設置されています。
ゲートの手前で一時停止後、道路側とETCが通信をはじめないとバーが開きません。停止をしないと通信を開始しない(つまりバーが上がらない)ことが注意点です。
スマートICを利用する際は、一般のETCゲートと違い、必ず一時停止しなければいけません。このことを忘れないで下さい。
(野村幸一)