12日 8月 2020

ＡＩとタイヤ

　こんにちは、野村です。
　
　自動車が電動化や自動運転に変革しているなか、タイヤも変わりつつあるとの新聞記事を読みました。

 

　今までタイヤは、「曲がる」「止まる」ための部品の地味な存在でした。

 

　それが路面の情報を吸い上げるデバイスとして機能できるなどと、メーカーが記者会見などで述べています。

 

　速度や天候、路面状態などで刻々と変わるタイヤのグリップ力をリアルタイムで数値化する技術を大手メーカが発表しました。

 

　4本のタイヤにセンサーを取り付け、走行中の空気圧や路面の濡れ具合、荷重のかかり具合などをAIが計算するそうです。

 

　情報の活用は、例えばカーブに差しかかったドライバーに速度警告をしたり、人の飛び出しに対して「急停止」か「ハンドル回避」かを判断する基準にします。

 

　他のメーカーもタイヤのすり減り具合を読み取る、タイヤのゴム配合の研究に活用するなどとAIを活用しています。
　
　AI恐るべしです。我々も論理と感性を高め磨くことでリスクの軽減を図らないといけない、と思いました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（野村幸一）

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