五感の影響

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、”五感の影響”です。

 

 奈良県の住宅街の中にあるカフェに行ってきました。メニューは、かき氷、パフェ、和菓子等です。

 

 自宅からの距離は約20キロ、所要時間は約1時間。お店は大変繁盛しており午後のアイドルタイムでも待ち時間が約60分でした。


 1時間も待つ自信はなかったのですが、そのカフェは江戸時代の豪商の邸宅を奈良に移築し、そのまま店舗として使っています。


 威厳のある入口と暖簾に違和感を感じましたが、中庭で整理券を受け取り順番を待ちます。

 

 中庭や立派な柱を何気なく見ながら、その中にいると次第に気分がゆったりとしてきました。帰宅できる時刻や帰宅してからの予定も気にならなくなりました。

 

 カフェの中は広い座敷です。廊下の窓から竹林が見渡すことができます。かき氷自体は大変おいしかったのですが、それに加え、威厳を保ちながら、一旦中に入ると安心して寛ぐことができる建物に驚きました。

 

 何気なく目にした物や風景から、気分や感情だけでなく考えることにも影響を受けることを改めて感じました。運転は危険を探しながら走行しますが、風景として見た物、走行中の振動や音等の影響を受けながら判断・操作します。


 今思えば行きは、ややせっかちでしたが、帰りはカフェで寛げたのでゆったりとした運転でした。些細なことでも五感を通じ影響を受けることを少し気にするだけで安全運転につながると考えます。

                                          (平野 勝寛)

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