こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”思い込みに注意”です。
私の日課の一つに、自宅近くの公園での楽器の練習があります。帰宅して防寒服に着替えると晩御飯も食べず、今日はどんな音が出るのか、どの曲を吹こうかとワクワクしながら楽器を持って向かいます。
出張で帰宅できない時以外、大晦日も元旦もこの日課を続けています。練習場所は、住宅から離れた大きな音を安心して出せる場所です。
道路環境、時間帯から考えると、歩行者が必要に迫られて通行する可能性は低いと考えています。どちらかと言えば時々野生の猪と見かけることがあるような場所です。(本当です)
しかしごく稀に、歩行者と遭遇するときがあります。事故を起こしかけたり、急ブレーキや急ハンドルのような切羽詰まった状況に追い込まれたことはないのですが、単純に発見しただけで”エッ!こんなところに歩行者が”と驚きヒヤリとします。
お恥ずかしいですが、短い距離であるにも関わらず毎晩、同じ時間帯に同じ経路を走行し、歩行者と遭遇しない経験を重ねることで、いつの間にか慣れ油断が生じ、今日も方歩行者はいないだろうという自分都合の勝手判断が先行していたことに気付かされる体験をしました。
普段から注意し、周囲の安全を確かめているつもりでも、実際には知らず知らずの間に慣れ油断による思い込み陥ってしまっていたことに気付かされました。
誰もが無意識に陥るのが思い込みです。皆様もどうかご注意下さい。
(平野 勝寛)