こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”コメンタリードライビングのメリットについて”です。
コメンタリードライビングは、以前(2017年4月)に書かせて頂いております。事故を起こさず運転する方法として非常に効果的です。あらためて取り上げさせて頂きます。
コメンタリードライビングは、運転中に自分が見たこと、感じたこと、予測したこと、判断や決断したことを言葉にし、実況中継のように自分の確認、判断、操作をしゃべりながら運転します。
コメンタリードライビングはまず目にした道路環境の中からこの先で注意するべき対象を正しく選択する必要があります。
そのためには、必要な情報を適切なタイミングと方法で収集することが必要となります、見たつもり、確かめたつもりの漫然運転から、危険を探す運転となります。加えて自然に走行速度が落ち道路状況に応じた速度での走行となります。
次に選択した対象を客観的に観察・評価します。これが自分都合の勝手な思い込みではなく冷静で客観的な判断につながります。
上記に基づいて操作に移るとき、確認と判断を行った結果として操作することになります。確認と操作が同時となったり確認が操作後にならず、確認、判断、操作の基本通りの安全を確かめてからの操作となります。
但し、常にコメンタリードライビングを実践し続ける(しゃべり続ける)ことはできません。運転中に疲労を感じた時、ヒヤリハット体験をした場所又はとき、社内で起きている事故防止対策として取り入れたりと実践する時間帯、場所、場合、行動等等を取り決めて推進することをお勧め致します。
弊社ではこの運転方法を添乗指導研修での内容の一つとしてトレーニングさせて頂いております。効果的な研修として多くの企業様にご利用頂いております。ご利用をお待ちしております。
(平野 勝寛)