こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”高速道路の注意点”です。
コロナ禍とはいえ、長期休暇のシーズンとなると必要に迫られての帰省にそれに伴う長距離運転や、今まで辛抱して行かなかった興味のあるスポットへ思い切って足を延ばしやすくなります。
自ずと家族や友人を乗せ車を運転する機会は増えるかも知れません。
いざ長距離を運転するとなれば、高速道路の走行も必要となるかも知れません。高速道路は、長距離を安全快適に移動するために色々な工夫が設けられています。
走り方は(無意識も含め)前車のみを見て走行しがちとなります。一般道路のように左右に眼を動かし、飛び出し等の危険を探す必要はありません。眼を動かさず前方に固定した状態で走行しがちとなります。
このような一点集中の運転を長時間続けると、意識水準が低下し居眠り運転に陥りやすくなります。また、眼をあけて前を見ているつもりでも何も見ていなかったり、前車のブレーキランプに気付くのか遅れたりします。判断力や注意力が低下し事故となる可能性があります。
繰り返しますが一定の速度で、短調な道路風景が続けば、眼の動きが鈍くなります。そのことが意識水準、集中の低下を招き最悪は居眠りとなります。
対策としては、事前の睡眠や2時間おきの休息、ガム、コーヒー、同乗者との会話による刺激等です。加えて意識して、遠くの前方、バックミラー、速度計へ視線を動かすことも大切です。
もしこのような視線の移動を面倒と感じたり、視線が一点集中となっていれば要注意とお考え下さい。
(平野 勝寛)