こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”事故防止の運転方法”についてです。
事故を起こさないためには、安全確認が最も重要です。
接触するかも知れない相手（車両、歩行者、障害物等）を早くから見つけることで事故を避けることができるからです。
そのためには、自分が進む方向を漠然と眺めるように見るのではなく、起こりうる最悪の事故を想定し、接触するかも知れない相手（車両、歩行者、障害物等）を探しながら走行することがポイントです。
しかし、走行中の目に入ってくる状況全てを把握することは不可能です（道路状況の全てを見て、把握したつもりになっているだけです）。
加えて、その時の気分、感情、体調、置かれている立場、運転経験、運転技量、運転に対する考え方等の影響を受け、自分都合の勝手解釈をします。
例えば、信号の変わり目、飛び出してきそうな歩行者、駐車車両の死角、見通しの悪い交差点等の危険を発見しても、大丈夫と安易に解釈してしまう場合もあります。更に、このような状態に気付いて修正することも困難です。
誰もが、状況を自分の見たいように見てしまいます。また、それを正しいと信じてしまいます。そのことを自覚することが大切と考えます。
（平野 勝寛）