こんにちは、野村です。
よくこのブログで書かさせいただいていますが、駐車場での物損事故は事故全体の内の高い比率を占めています。
複合的な理由で事故が起きやすいのですが、その一つに駐車場は油断を生じやすいことが考えられます。
目的地についたことで運転を終えたような錯覚に陥ることもあると思います。
仕事の場合には、客先との会話の内容を考えたり、時間が切迫している時には急ぎの心理にとらわれたりしてしまいます。
バックで車体後部を柱や隣のクルマに当てたり、下がりすぎて真後ろの壁に当てたりしています。
事故の形だけを聞くと運転が未熟なために起こしたように思えますが、実際には運転経験が1年程度と少ない方も、40~50歳台のベテランの方であっても同じように起こしています。
お恥ずかしい話ですが、ワタシも一度ヒヤットしたことがあります。ある企業の管理者の方を集めて研修をしたときです。
実車の演習部分に入る前に時間がおし、準備のために急いでクルマを車庫に入れておりてみると、柱へ接触寸前であと数センチとギリギリでした。
駐車場ではクルマを完全に止めるまで油断せず、運転に集中することが大切ですね。
(野村幸一)