こんにちは、野村です。
道路交通法が5月13日に改正されます。柱になるのは、高齢ドライバーによる交通事故対策です。
具体的な改正点は、７５歳以上で一定の違反歴のある人への運転技能検査の導入、安全運転サポカー限定免許の導入、第二種免許等の受験資格の緩和、積載物の長さ・幅の制限等の緩和です。
運転技能検査（実車試験）は、７５歳以上の免許更新者で誕生日の１６０日前までの３年間に一定の違反をした人に義務付けられます。対象となる方は１０月１２日以降に７５歳以上になるかたです。
実車試験は教習所などのコースで行ない、合格点に達しないと免許更新ができません。免許証の有効期限の６か月前から何回でも受験可能ですが、有効期限までの合格できないと失効することとなります。
その他、安全運転サポートカーに限って運転できる限定免許が運用されます。これは年齢を問わず本人の申請により取得が可能です。
この限定免許で運転ができるのは、衝突被害軽減ブレーキやペダルの踏み間違い時の加速を抑える機能を備えた車です。
法改正、安全装備の充実は大事なことだと思います。但し、年齢を問わず誰もが事故を起こす可能性があります。自分の運転を過信せず安全運転を心がけましょう。
（野村幸一）