02日 9月 2022

急ぐ時こそ、一呼吸置きましょう

　こんにちは、平野です。

 

　今回のテーマは、”急がず一呼吸置きましょう”です。

 

　先日、事故再発防止研修を担当させて頂きました。

 

　運転経験が豊富な方ですが、前進で出庫する際に車体左後部を柱に接触させました。

 

　早速運転を拝見したところ丁寧な操作でした。確認、判断も適切で安全な運転をされていました。

 

　事故を起すような危険な行動は殆ど見受けられませんでした。安全運転ができるのに、何故事故となったのか不思議でした。

 

　事故に至るまでの経過をお伺いすると、普段はミラーを見ながらゆっくりと動き出す運転をされているのですが、この時は急いでいたのでミラー見ずにアクセルを踏んで動き出したとおっしゃられました。

 

　仕事が多忙となることで先を急ぐ感情が生まれ、普段は危ないからと注意を向けていた柱に、大丈夫だろうと思い気がまわらなくなってしまわれたようです。

 

　運転をする時の環境、条件、感情、その方のパーソナリティ等で、危険に対する感じ方は変わります。急ぎ運転は、思わぬ事故の落とし穴となります。

 

　急ぐ時こそ、一呼吸置いて安全を確かめてから行動することをお勧め致します。

 

（平野　勝寛）

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