こんにちは、野村です。
安倍元総理の銃撃事件で、発生1か月後に警察庁は警備の問題点を検証して発表しています。
起こったことを客観的に分析しその原因を明確にすることは再発防止の基本です。それは決して責任追及ではありません。
原因の特定を図るのは交通事故対策でも同様です。
但し、ドライバーのなかにはそれを嫌がる人もいます。原因追及を勝手に責任追及だと認識するのです。
特徴としては、事実をさけ自分の意見に偏る傾向の強い方です。また自分の正しさに固執し他人の話に耳を傾けない方です。(しかし本人の目にはそのように映ってはいませんが。)
ご依頼を受けて事故を起こした方を集めて行った研修でもありました。
誰から見てもその状況が事実だと認識できることに対して、「それは仮説でしょう。」と言われたことがあります。それはまるで自分の目で見ていない物や事は全て存在しないかのようです。
そんな風に言えば、「実は地球は存在しない」、「人間は他の生物の餌となるよう飼育されている」など、まるでSFやマトリックスの世界のようになります。
管理されるお立場の方は、そのような主観でSFタイプの人が存在すると考え、しかし諦めず社内の事故対策を行っていただきたいと思います。
(野村幸一)