こんにちは、野村です。
17年にノーベル文学書を受賞したカズオ・イシグロさんのインタビューを見ました。
人の細やかな感情を書くイシグロさんは、この数年自分の仕事に悩むところがあったと言います。
コロナ禍になり事実や根拠を無視し感情で暴走する人々の行動、自分の信じたいことだけを見てそれを真実と受け止める人々、そんな人たちを目にして感情を書き込むことに疑問を感じたそうです。
でもこう考えました。
確かに人は、他人の話に耳を傾けたくないという性をもつ、だからこそ小説やドラマやドキュメンタリーが必要で意味があると。
インタビューの最後にイシグロさんは希望を持ちたいと話していました。
さて弊社の業務は安全運転の支援です。ただ安全運転については、多くの方が知っている、自分は行っていると思いがちです。
またそんなに面白かったり目新しかったりするものではありません。
しかし安全の確保や事故防止は重要であるのは間違いないと我々は考えています。諦めず希望を持ってかつプロとして社会の役に立つよう努力していこうと思っています。
(野村幸一)