こんにちは、平野です。
今回のテーマは”夜の雨での運転”についてです。
天気の良い昼間では、必要な情報を適切なタイミングと方法で収集することができます。
この先で何に注意し、どのように対応すれば良いかを想定し運転することができます。
しかし、夜の雨では極端に視界が狭くなり、状況の把握が難しくなります。そのため道幅、カーブの曲がり具合、歩行者の存在、ミラー確認、標識の存在と意味等が見えづらかったり分かりにくかったりします。
対向車のヘッドライトのまぶしさも加わると、歩行者を見落としていないか、知らない間にセンターラインを越えたり、左に寄り過ぎて脱輪しないかと気になり、緊張するときもあります。
対向車がいないときでも、自分のヘッドライトの光が届かない前方や左右の危険に気付かないで走行しているかも知れません。昼間の比べると見るべきところや気になる所の把握が十分にできない状態での運転になります。
良く見えないので速度を落とす。車間距離を十分に取る。人影やそのような動きを感じたら更に減速や停止する。等の対策が必要です。見えない分、少しでも危険や不安を感じたら減速することが大切と考えます。
(平野 勝寛)