こんにちは、野村です。
桜の季節になると思い出す舞台があります。
そのなかに戦のために雇われた男が登場します。この男、食べ物を貪り酒を浴び、お金も大好きです。
ところがいざ闘いが始まりそうになると一目散に逃げ出します。そしてこう言います。「そうさ俺は俗物だ。俗物ははじめは威勢がいいがいざとなったら逃げるのさ。」と。 面白い話です。
ただワタシはこの男は俗物ではない、と思います。なぜなら俗物は自分を俗物だと認識できないはずです。
自分が見えない俗物は、他人のことを、「食べ物に目がない」「人の懐具合を気にする」などと、自分が食べ物やお金のことが気になり、またよく口にしていることに気づきません。そして的外れに他人のことを指摘します。
大人でもそんな人(俗物)がいるのですから、子供達には自分の言動を客観的にみるのは難しいことです。
自分の気になることに注意が向く、やりたいことを止めることができないなどです。そのため通学路で友人を追いかけて道路へ飛び出したり、追いかけっこをして急に駆け出したりします。
4月です。新一年生が学校へ通いだしました。ドライバーの皆さんは、子供達は思わぬ動きをするものだと考えて下さい。高い安全意識(態度)を持ち、子供を守る運転をしましょう。
(野村幸一)