こんにちは、野村です。
自転車を乗る際のヘルメット着用が努力義務となりました。そして、5月11日から20日までの令和5年春の交通安全運動です。
今回の運動の重点のひとつが、「自転車のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底」です。
全ての自転車利用者に対してのヘルメット着用が努力義務とされたことを踏まえた、ヘルメット着用の徹底に向けた広報啓発の推進が図られます。
警察庁の統計によると、令和4年の自転車関連事故の全交通事故に占める割合は、約20%前後で横ばい傾向が続いており、構成比は前年よりも増加しました。
自転車の事故の77.2%は自動車との事故でした。その半分以上が出会い頭衝突による交通事故です。全ての交通事故における出会い頭衝突の割合が23.5%であることと比較すると非常に高いものです。
令和4年中における自転車乗車中の交通事故による死者の78.0%、負傷者の63.6%は、自転車側にもなんらかの法令違反が認められているとのことです。
そして、ヘルメット非着用時の致死率は、着用時と比較して高く、ヘルメット非着用時の自転車乗車中死者の人身損傷主部位は、頭部が約6割となっています。
自分の身を守るため、交通ルールを守るとともに、ヘルメットの着用をお願いします。
(野村幸一)